エッジAI

エッジAIとは

従来のAIは、センサ等のデータを取得したIoT機器がインターネットを介してクラウドにつながり、クラウド上で推論実行していました。そのため、IoT機器がクラウドに参照するレスポンスが課題となっていました。そこで登場したのが、エッジAIです。近年のAIアルゴリズム、ハードウェアの進化によって、学習済みのモデルをIoT機器に実装し、推論実行を行うエッジAIが急速に増えてきています。

<エッジAIのメリット>

  • 通信による遅延がなく、リアルタイム処理が可能
  • ネットワーク、クラウドサービスなどの費用を削減
  • ウイルスや情報漏洩などのセキュリティリスクを低減
  • 現場での状況にあわせた最適化が容易

クラウドAI

エッジAI

MSRの提供するエッジAI端末

MP300AI
MP300AI

主な特徴:

  • 小型・低消費電力のコンピューティング
  • DRP技術によるコンパクトな画像処理アクセラレーション
  • ルネサスエレクトロニクス社のe-AI開発環境との高い親和性
  • 学習データのホストアップロード機能
項目 仕様 備考
MPU(CPU) RZ/A2M(ルネサスエレクトロニクス)
プロセッサ:ARM Cortex-A9 528MHz
ROM 128MB(NORFlash)
RAM 128MB(SDRAM)
Ethernet 10/100Base-T x2ch
USB USB2.0(Host) x1ch
USB2.0(Function) x1ch
USB Type-A
Mini-USB Type-B
デバッグポート USB-UART変換内蔵 USB-Type-B
絶縁入出力 24V 汎用出力(NPN)×4
24V 汎用入力(NPN)×4
I2C x3ch
カメラ入力 MIPI CSI-2 2data-lane Raspberry Pie Camera V2
画像出力 LVDSインタフェース TCG057VGLAANN-GN20
PoE IEEE802.3af 給電機能 クラス1(3.84W)
電源 DC24V
動作温度 -10~50℃
筐体サイズ W146.4×D50×H65[mm]
消費電力 Typ.7W (Max.12W)

仕様および記載内容は予告なしに変更することがあります