電子ソリューション事業部では、三井造船時代からの電子化技術を核として、制御・監視装置に始まり、組み込み系電子機器のハードウェア開発、ファームウェア設計まで多岐にわたる事業を展開してきました。そこで培った技術力、開発力を駆使してお客様のご要求に応じた機能を実現し、最適なサービスをご提供いたします。
電子ソリューション事業部では、三井造船時代からの電子化技術を核として、制御・監視装置に始まり、組み込み系電子機器のハードウェア開発、ファームウェア設計まで多岐にわたる事業を展開してきました。そこで培った技術力、開発力を駆使してお客様のご要求に応じた機能を実現し、最適なサービスをご提供いたします。
DRP(Dynamically Reconfigurable Processor)とは、ルネサスエレクトロニクス社が開発した動的に再構成が可能なプロセッサ技術です。
特徴① ソフトウェアの柔軟性
クロックサイクルで動的に回路を切り替えるプログラマブルハードウェアによりソフトウェアの柔軟性を提供します。
特徴② ハードウェアの高速性
複数の回路を時間軸方向に分解することによりハードウェアの高速性を保ちつつ、高い面積効率を実現します。また、必要な機能だけを実装するため消費電力も抑えることができます。
1~数個の演算を |
平面展開した処理を |
任意の演算を平面に |
自由度は高いが |
平面展開の性能と |
全て平面展開するため |
DRPは、ルネサスエレクトロニクス社のRZ/A2Mなどに内蔵されており、
特に画像処理をCPUと比べて10倍以上高速化可能なIPコアになります
関連リンク 動的再構成プロセッサの概要(ルネサスエレクトロニクス社)
機能変更、追加に
柔軟に対応
各種スキャナのプロトコルの更新、
仕様の追加など
高負荷な処理でも
CPUの負担を軽減
顔検出、指紋認識などシーン
に合わせた画像処理
専用ハードウェアと
遜色のない性能
スマート家電など組み込みAI
の画像前処理を高速化
具体例
カメラからの画像取得やモータ制御におけるエンコーダインタフェースでは、専用ICやFPGAが必要です。また、接続デバイスが変わることにより、基板の再設計が必要になることもあります。
このように基板面積の増大が製品の小型化への足かせとなり、基板改版によるコストパフォーマンスの低下も発生します。DRP搭載マイコンの導入は、この問題点を解決できます。
※Image Signal Processor
当社は、ルネサスエレクトロニクス社のアライアンスパートナープログラムに加入しており、“DRPパートナー”として皆様のDRP利用をお手伝いいたします。
下記リンクからお問い合わせをお願いいたします。
お問い合わせ
三井E&Sシステム技研株式会社
システムエンジニアリング事業本部
営業統括部 東日本営業部
TEL:043-274-5687