社長からのご挨拶

1986年に三井造船株式会社(現株式会社三井E&S)の戦略子会社として創業した当社は、三井造船株式会社の持株会社体制移行および商号変更に伴い、2018年4月に三井E&Sシステム技研株式会社として新たな一歩を踏み出しました。

当社はお客様の期待に応えられる企業を目指し、存在価値のある企業として発展していくことを企業理念とし、お客様のビジネスを支えるITパートナーとして、ソリューションやサービスを提供して参りました。

世の中の変化が激しく過去の常識や成功パターンが通用しないVUCAの時代では、現状の問題・課題を正しく認識、物事の本質を見極め、先見性をもって環境の変化や不測の事態に素早く対応する必要があり、お客様のデジタル化は更に加速しています。
デジタル化においては、その根幹となるのがデータであり、意思決定を支えるべきものであると思っています。

当社は「テクノロジー × 業務知識 × データ活用」で、お客様の"人"、"モノ"、"情報"をつないで、新しい発見、新しい価値を提供してまいります。例えば、ムリ、ムダ、ムラを最小限にすることで、業務の効率化を推し進め、材料・作業・エネルギー等のロスを抑え、お客様のSDGsへの取り組みにも貢献したいと考えます。

2023年4月より親会社である三井E&Sホールディングスは純粋持株会社体制を解消し、新生「三井E&S」として生まれ変わりました。新社名にもある「E&S」に「Engineering & Services for Evolution & Sustainability」の意味を込め、社会の進化と持続を⽬指し、エンジニアリングとサービスに注⼒し、企業価値の持続的向上に取り組んで参ります。

当社においても2023年4月からスタートした3ヵ年の中期経営計画では、三井E&Sグループの一員として、グループ成長戦略に掲げられるグリーン戦略・デジタル戦略のもと、脱炭素社会・省力化の実現や労働力不足といった社会課題の解決を目指し、ハードとソフトを融合したデジタルサービスで安心・安全で安定したデジタル・サステナビリティの実現に取り組んでいく方針としています。
そのためにも、これまで以上にお客様の業務を知り、業務スキルとそれを実現する技術を磨くことで、お客様と共に新たな価値を創造し、お客様と共に成長し続ける真のITパートナーを目指して参りますので、引き続き、ご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 森重 利文