既存資産を力に変える、
データ活用の新しい一歩
システムを作りなおさず、
“繋げなおし”て価値を生み出す
三井E&Sシステム技研が考える
データ活用
プラットフォームとは?
私たちは急速に変化するビジネス環境に対応するために、
長年の業務知識と最新のテクノロジーを融合し、そこにデータ活用の力を掛け合わせることで
お客様に新しい発見と価値をお届けしています。
三井E&Sシステム技研が 選ばれる3つの理由
自社内での“実践に基づく提案力”
弊社は2009年からデータ活用に取り組み、自社内に「データ活用プラットフォーム」を構築。単なる理論ではなく、社内で得たノウハウと経験を活かして、説得力のある提案が可能です。「自社での実践から得られた知見なくしては、お客様に真の価値を提供できない」とする姿勢が、信頼感の大きな源になっています。
既存資産を活かす柔軟で迅速な導入アプローチ
- 既存システムを停止させることなく、データ活用をスタートできる設計。
- “スモールスタート”による部分導入やアジャイル開発での段階的な改善を提案。
- システム間を疎結合で設計することで、変更にも柔軟に対応可能。
この構成により導入コストを軽減しつつ、迅速に成果イメージをご提案可能です。
業務知識に裏打ちされた提案力
弊社の特徴は「テクノロジー × 業務知識 × データ活用」の融合です。旧三井造船時代から培ってきたハードウェア設計・製造技術を基盤に、ユーザー系SIベンダーとして特定のメーカーやプロダクトにとらわれず、現場業務を知り尽くした提案力を武器に、真に現場に届くデジタルソリューションを提供しています。
受賞歴多数
認定資格 40名
- SVF Professional............................5名
- invoiceAgent Professional.............7名
- Dr.Sum Professional......................6名
- MotionBoard Professional.............21名
- MotionBoard Expert.......................1名
受賞実績
- EXCELENT PERFORMER of the Year 2020........名古屋
- EXCELENT PERFORMER of the Year 2022........中四国地区
- EXCELENT PERFORMER of the Year 2023........中四国地区
- PERSONS of the Year 2024..............................個人表彰(2名)
- PERSONS of the Year 2025..............................個人表彰(1名)
データ活用
プラットフォームの特長
既存のシステムやデータを活かし、スピーディーかつ低負荷でデータ活用を始めることが可能です。
データの接続・統合・可視化をシームレスに行い、お客様の業務改善を理解し、新しい価値創出までを強力に支援します。
サイロ化されたシステムのデータ統合や、データ活用基盤を有効に活用できていない等の課題に対して、
社内で培ったノウハウを元にご提案させていただきます。
既存資産を活用
既存資産はそのまま変更せず、
止めずに、すぐに繋いで利用開始
変化に強いデータ基盤
疎結合により既存システムの
変更・追加に強い
使いやすいデータマート
業務を理解し、
OUTPUTに即した形でデータを加工
目的・階層別データ活用
利用者の目的や階層に合わせた
「データ活用」
AI予測
蓄積されたデータを学習し、
未来の予想や仮想データを生成
活用事例
弊社のデータ活用プラットフォームは、業種や部門を問わず幅広い分野で活用されています。
既存資産を活かしながら、スピーディーに成果を出せる事例をご紹介します。
製品コストデータを見える化することで、業務効率化と意思決定のスピードアップを実現
製品コストデータを見える化することで、
業務効率化と意思決定のスピードアップを実現
- 業界
- 運輸
- クライアント
- 大手化学会社様
- 使用ツール
- Azure、PostgreSQL、MotionBoard
導入背景
製品コスト(原価)に関する情報は社内に点在しており、エクセルで集約する作業に多くの時間を要していました。そのため意思決定のスピードが遅れ、業務全体に影響が及んでいました。さらに、エクセルによる管理は処理が複雑で工数が増大するだけでなく、作業が属人化しやすいという課題も抱えており、結果的に情報がクローズドになり、社内での共有や活用が難しい状況となっていました。
課題と効果
- 製品コスト情報をエクセルで集約・計算しており、多くの工数が発生
- 作業が属人化しやすく、結果の共有が難しい
- 意思決定に時間がかかる
- コストシミュレーションも手作業中心で、作業負荷が偏りがち
- コスト計算に必要な情報をシステムが自動的に集約・計算し、大幅に効率化
- 作業結果を容易に共有でき、意思決定のスピードが向上
- コストシミュレーションを画面上で実行可能となり、作業の平準化と効率化を実現
各営業所の経営数値データ可視化により会議資料作成の自働化を実現
各営業所の経営数値データ可視化により
会議資料作成の自働化を実現
- 業界
- 運輸
- クライアント
- 大手運輸倉庫会社様
- 使用ツール
- AWS、AWS Glue、Amazon Athena、Amazon QuickSight
導入背景
経営数値の把握は月末速報・月初報告・確定値報告を手作業で行っており、毎月約200時間もの工数が発生していました。作業は属人化しており対応できる人員も限られていました。また、最新の業績状況を都度確認したいものの、タイムリーに情報を収集する仕組みがなく、月末や月初など限られたタイミングでしか把握できない状況でした。
課題と効果
- 経営資料の作成を手作業で行っており、多くの時間を要していた
- 資料作成に追われ、施策検討など本来の業務に十分な時間を割けなかった
- 資料作成の自動化により作成時間を大幅に削減し、施策検討に時間を充当できるようになった
- 勤怠データや工数データを活用した労務費の可視化など、今後さらに見える化の範囲を拡大予定
経営・財務データをスピーディに可視化し、グループ全体の意思決定の迅速化を実現
経営・財務データをスピーディに可視化し、
グループ全体の意思決定の迅速化を実現
- 業界
- 金融
- クライアント
- 大手リース会社様
- 使用ツール
- AWS、DataSpider、Dr.Sum、Datalizer for Web、SuperStream-NX
導入背景
大手リース会社様では、これまでの会計システムではグループ全体の経営状況を俯瞰するのが難しく、迅速かつ的確な意思決定に課題を感じていました。より高度な経営判断とレポーティングを可能にするため、新たに会計パッケージを導入したのち、拡張分析基盤の構築に着手。同時に、経営ダッシュボードの構築とデータ連携の強化を図ることで、情報の一元管理とリアルタイム分析環境の実現を目指しました。
課題と効果
- 連結決算資料の作成に時間と手作業が多く、効率が悪い
- 月次の未払・入金・支払情報の集計が煩雑で経理部門の負担が大きい
- 帳票やレポート形式が部門ごとに異なり、標準化・横断的な分析が困難
- 連結決算資料作成の迅速化(CF増減明細、物件新規開始実行高など)
- 経理作成資料の簡素化(未払・入金・支払情報などの月次集計など)
- 帳票の標準化(勘定元帳をベースとした目的別レポートの標準化など)
導入ステップ
導入効果を実体験するためデータ活用のPoCからスタートし、
お客様の業務とそれに見合った評価に合わせ構築を支援します。
Step 01
検証STAGE PoC
スモールスタートで短期間・低コストでPoCを実施します
- 効果検証用の可視化コンテンツ作成
- STEP2で構築するデータマートのベースを作成
Step 02
構築STAGE データウェアハウス構築
データは疎結合でそれらを蓄積するデータストアとOUTPUTに即したデータマートを多段で構成し、変化に強いデータウェアハウスを構築します
- 分かりやすいデータ
- 再利用可能なデータ
- 分析集計済のデータ
お客様の業務に合わせ便利なデータを設計します
Step 03
活用STAGE コンテンツ開発
DXを推進するコンテンツをお客様業務に合わせコンテンツの開発支援し、お客様自身もデータ活用に取組めるよう教育支援を実施します
- 業務コンテンツ(目的別・階層別)
- データ活用教育支援
取扱い製品
弊社では、ウイングアーク1st株式会社のデータ活用製品の導入支援も行っております。
お客様のご要望に応じたデータ活用方法のコンサルティング、要件整理からはじまり、
データ活用製品の活用方法、初期セットアップ、各種設定作業、運用支援、教育支援など、
お客様のデータ活用計画フェーズからデータ活用製品の実運用フェーズまでをトータルでサポートすることが可能です。
見える化から気づきへ。
意思決定を加速するダッシュボード
BIダッシュボード
MotionBoard
MotionBoardはさまざまなデータを価値ある情報に変える情報活用ダッシュボード(BIツール)です。一般的な業務用データはもちろん、地図データやリアルタイムでのIoTデータなど、あらゆるデータをまとめて可視化し、価値あるアクションにつなげることができます。
異なるデータソースをひとつのダッシュボードで可視化
MotionBoardは企業内で利用されているさまざまなデータ(各種データベースやデータウェアハウス、ローカルファイルなど)の取り込みに対応しており、システム毎に分散されたデータを、ひとつのダッシュボードで、ひと目でわかるように可視化できます。また、データの種類や軸の異なるチャートを重ねて表示することもできます。
専門知識不要で使いこなせる直感的な操作性
MotionBoardは専門的で複雑なプログラミング知識は必要ありません。マウス操作のみでノンプログラミングで直感的にダッシュボードを作成できます。
モバイル&マルチデバイス対応
MotionBoardで作成したダッシュボードは PC・スマートフォン・タブレットなどの各種閲覧デバイスに合わせて表示の最適化が行われ、時間と場所を問わない情報活用が可能となります。
IoT/M2Mへの対応とリアルタイム表示
IoTの最良のアプローチは「まず可視化する」ことです。MotionBoardは工場内の設備機器やオフィス内の各種センサーなど、さまざまIoTデータをリアルタイムに可視化することが可能です。
ダッシュボードから報告書作成と共有
MotionBoardのダッシュボードの情報は従来の帳票、PDF出力に加え、業務必携ツールの Excel、PowerPointファイルにも出力できます。また日々のレポートを自動生成することも可能です。
MotionBoardでビジネスにおける報告業務の基盤を構築することが可能になります。
データをすぐに集計、すぐに分析。
現場主導のデータ活用を支援
集計・分析
プラットフォーム
Dr.Sum
Dr.Sumは基幹システム、ファイル、IoTなど、社内に散在するあらゆるデータを収集し、リアルタイムで処理、高速で集計し、加工が可能なデータベースエンジンです。基幹システムをはじめとした各種システムのデータをDr.Sumに収集・蓄積することにより、現場の担当者は必要なときに必要なデータを必要なかたちで入手し、レポート作成や分析に利用できるようになります。データを分析・可視化することで、ビジネス戦略における素早い意思決定を支援します。
全社で利用できるBIプラットフォーム
Dr.Sumは、社内の様々なデータを蓄積する「データ基盤」です。様々な連携製品でIT部門がデータ活用の環境を整備し現場に展開、ユーザーは主体的に取り組めます。データのガバナンスを確保しながら全社で利用できるBIプラットフォームです。
超高速集計が業務の流れを加速
Dr.Sumは、インメモリエンジンにより10億件のデータも1秒台※で集計できます。また、数百億件の大容量データに対応するデータベースエンジンです。チューニングレスで超高速に集計します。
※ WingArc1st社計測環境による実行結果
専門知識を必要とせずに誰でも使える
Excel、Webブラウザー、ダッシュボードのインターフェイスは、直観的に操作できるので、専門知識は必要ありません。社内のすべての人が機能を最大限に活用できます。
容易な操作でできるデータメンテナンス
Excel、ダッシュボードで入力したデータをDr.Sumに直接格納し、データのメンテナンスを行うことができます。
欲しいデータを欲しい形で入手できる
Excelを使った自由分析や、Webブラウザー上で加工できるインターフェイス(Web OLAP)で、見たいレポートを自由に作成できます。
ユーザー数の増加に伴う追加コストが発生しない
Dr.Sumはクライアントライセンスフリーです。社員の増加や利用部署の拡大など ユーザー数の増加に伴う追加コストを気にせずに全社で利用できます。
紙も電子も一元管理。
業務効率とガバナンスを両立する文書基盤
ドキュメント管理
ソリューション
invoiceAgent文書管理
invoiceAgent 文書管理は、あらゆる帳票の仕分けから保管、検索、他システムとの連携も可能な文書管理ソリューションです。電子帳簿保存法に対応した安心の電子文書管理を実現し、コスト削減、ガバナンス強化、ペーパーレス化を推進します。
電子帳簿保存法への対応が可能
invoiceAgentは公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)から「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」「電子書類ソフト法的要件認証」「電子取引ソフト法的要件認証」を取得しています。
電子帳簿保存法に対応するための法的要件を満たしているソフトウェアとなりますので安心です。
文書のライフサイクルを適切に管理
他システムから出力される文書ファイルや、作成した文書ファイルを自動的に保存、仕分け保管することができます。電子帳簿保存法など保存期間が定められているものや、登記・訴訟関係書類のように永久保存すべきものなどの記録管理も可能です。
企業間の連携を高める文書データ流通
invoiceAgent文書管理を導入している企業同士であれば、フェデレーションにより文書プレビューや検索など、invoiceAgent文書管理間での文書共有が可能になります。取引時に発⽣する受発注書・契約書、請求書などのやりとりをinvoiceAgent文書管理内で完結させることができ、企業間の商取引をよりスムーズに行うことができます。
データ活用・可視化
invoiceAgent文書管理とBIツールを連携させることで、作業粒度や帳票毎の認識率、作業確認にかかる時間などを可視化、把握でき、現状業務の分析に役立てることができます。
あらゆる帳票を自在に。
現場の業務を止めない帳票基盤
帳票基盤ソリューション
SVF
(Super Visual Formade)
SVFは帳票作成・出力のためのミドルウェア製品群で、 柔軟な帳票レイアウト設計と各社のプリンターに最適化した印刷出力を実現できる「帳票基盤ソリューション」です。業務システムを開発する際に帳票を作成・印刷する機能を組み込むことができます。
企業内のあらゆる帳票が作成できる
SVFは、日本固有の複雑な帳票フォームの設計や、上位システムに蓄積されたデータと帳票フォームとをマージします。それを印刷するだけではなくPDFやExcelといった多様な出力形式での運用を実現できます。帳票のレイアウトを専用のGUIで開発できるのはもちろん、もともと社内で利用していた紙の帳票を読み込んで作成できるなど、企業内のあらゆる帳票が作成できます。
プリンターを自由に選べる
SVFは、独自開発のSVF専用ドライバーにより、プリンター非依存の帳票出力を実現しています。さまざまなプリンターに対してネイティブコマンドを自動的に出力でき、プリンターを問わない高速大容量印刷を可能にしています。
運用メンテナンスを効率化できる
企業の中で個別に管理されている帳票システムを拡張しながら共通化できます。
帳票基盤化し、システムを一元化することで、運用メンテナンスは大幅に向上します。また、証跡管理等の情報も一元管理できるため、内部統制にも有効です。
グローバル運用から、出力規模にあわせた選択ができる
SVFは、グローバル環境での運用や、出力規模により製品構成を選択できます。また、紙による帳票出力から電子化運用まで、安定運用を軸においた開発と環境にあわせたラインナップで帳票基盤を構築できます。