< マッピング 新機能と強化機能 >
MapInfo Professional 10.5 は従来より取り扱い可能なマップデータに加え、カタログサービスとの連携やWebベースのタイルマップへのアクセスが可能になりました。
● Open Geospatial Consortium(OGC)のCatalog Service for Web(CSW)に対応
業界標準のカタログサービスに対応しました。 これにより内部・外部に公開されたカタログから座標、キーワードなどにより、目的に合った地図を検索できます。
カタログ機能1:世界中の公開地図データを、地域やキーワードで検索
カタログ機能2:地図の内容、提供形態、整備年、入手方法など詳細情報を確認
● Microsoft® Bing™マップの航空写真データの活用
Microsoft® Bing™マップが提供する航空写真をクライアントにインストールすることなく利用できます。 リアリティのある航空写真をハードウェアのリソースを圧迫することなく利用できるのは大きなメリットです。 MapInfo Xtreme で独自のタイルサーバを構築し、ここにアクセスすることも可能です。 膨大な社内データ資産を集中管理でき、クライアントPCのリソースをセーブできます。
BingMap Access:手軽に航空写真を地図背景に表示可能
● Google KMLフォーマットのサポート
すでに多くの組織で活用されているKMLフォーマットの読み込みを、新たにサポートします。 すでにサポートしているKMLフォーマットの書き出し機能とあわせて活用することにより、MapInfo Professional と Google Earth との有機的な連携が実現します。
GoogleKMLサポート:MapInfo(2D)とGoogle Earth(3D)で共通のKMLデータを活用
< マップの操作性・表現力の向上 >
MapInfo Professional 10.5は使い勝手を基本から見直し、より使いやすいリスト表示、無駄なマウス操作の削減などを実現しました。
● テーブルリスト機能の拡張
地図表示の有無に関係なく、全ての開いているテーブルを一覧リストで管理。
モーダレス化:操作は全てドッキングや折り畳み可能なウィンドウに進化。リストを表示したままテーブル操作が可能。
ドラッグ&ドロップ:リストから直接テーブルのドラッグ&ドロップ。新規マップや既存マップへレイヤ追加が素早く実行。複数のテーブルをまとめて操作も可能。
テーブルのソート:テーブルの名前、テーブルを開いた時間、テーブルタイプでソート可能。多くのテーブルの中から、目的のテーブルを素早く検索可能。
右クリック:テーブルに関する様々な操作が1アクションで実行可能(ブラウザ表示、テーブル定義の変更、フィールドの更新、エクスポート、他)。
テーブルリスト:テーブル一覧リストから、 直接操作が可能
● ビュー名管理機能の拡張
以前より実装されていたビュー名管理機能のダイアログがモーダレス化され、ダイアログがウィンドウとドッキングしたり折り畳み可能になります。ブックマークのように、あらかじめ登録した場所にアクセスすることが今まで以上にスムーズに可能になります。
ビュー名管理機能:頻繁に表示する地点を登録し、簡単に移動可能
● マップスタイルの拡
< マルチ上書きスタイル >
1つのレイヤに対し、ズーム別に複数の「上書きスタイル」が設定できます。
レイヤリストをコンパクトにまとめられます。
< ラベル上書きスタイル >
ラベルに対して、ズーム別に複数の「ラベル上書きスタイル」を設定できます。ズームに連動した柔軟なラベル設定が可能となります。
< 積み上げスタイル >
複数のシンボルまたはラインを自在に組み合わせ、オリジナルの上書きスタイルの作成が可能となります。
マップスタイルの拡張:1つのレイヤで、縮尺に応じ表示スタイルが自動変更
< 新たなマップ共有方法の提供 >
MapInfo Professional 10.5はロケーションインテリジェンスを促進するための情報共有の機能がさらに進化しました。
● PDFによる情報共有
PDF生成をさらに簡単に実行するための専用ボタンを追加。出力時に標準PDF、レイヤ構造PDF、 座標と属性値を参照可能なGeoPDFの選択が可能。レイヤ構造PDF
レイヤ構造PDF:レイヤのON/OFFが可能なPDF
GeoPDF:属性情報や座標情報を持ったPDF
< 動作環境 >
オペレーティングシステム
- Windows XP Professional SP3
- Windows Vista Ultimate SP2
- Windows 7 Ultimate
- Windows 7 Ultimate 64bit(32bit互換モード)
- Windows 7 Professional
- Windows 7 Enterprise
- Windows 2008 Server
- Windows 2008 Server with XenServer
データベース
XY
- Microsoft Access 2003 & 2007
- Microsoft SQL Server 2005/2008
- Microsoft SQL Server 2008 XY on a spatialized database
- Oracle Spatial 11G, 10Gr2(10.2.0.3)
- PostgreSQL 8.3 with PostGIS 1.3
空間データベース
- Microsoft SQL Server 2005 with SpatialWare 4.9
- Microsoft SQL Server 2008 (SQL Server Spatial)
- Microsoft SQL Server 2008 with SpatialWare 4.9.2
- Oracle Spatial 11G, 10Gr2
- PostgreSQL 8.3 with PostGIS 1.3
MS Office
- MS Office 2003 - MS Excel(.XLS) & MS Access(.MDB)
- MS Office 2007 - MS Excel(.XLSX) & MS Access(.MCCDB)
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